体の姿勢を保つ深層筋力が腰痛を改善する。
理想的な背骨はS字状のカーブを描いて、頚椎の前弯・胸椎の後弯・腰椎の前弯・仙椎(骨盤の中央)の後弯により、真横から見てちょうどS字を描きくような感じになっています。
この生理的彎曲の背骨のS字状のカーブにより体のバランスを保ちながら、4~6Kgの重い頭を支えて地面からの反作用をも吸収し、2本足で立ったり歩行したりしているのです。
この背骨の生理的弯に異常を来していると、姿勢保持の役割を果たしている、インナーマッスル(深層筋)が弱体化して姿勢が悪くなり、腰痛や背部痛などを引き起こしやすくなります。
※ 骨格筋には、体を動かす役目の表層筋(アウターマッスル)と姿勢を維持する動きを調節している深層筋(インナーマッスル)があります。
インナーマッスルが弱体化するとエネルギー消費が減少して、太りやすい体質になるとも言われています。
インナーマッスルの代表格である大腰筋は、骨盤を支えながら、立っている時や歩行中の姿勢維持の役目を果たしています。
いわゆる「ぎっくり腰」は、この大腰筋の弱体化により背骨を支えられなくなって、腰椎が大きくゆがみ耐えられない激痛が腰に走るのです。
上部頚椎の一ヶ所のみを矯正する、上部頚椎カイロプラクティックは、骨盤や腰椎には一切手を触れませんが、脳からの指令により弱くなったインナーマッスルの大腰筋も正常な収縮力を取り戻し、ぎっくり腰からも自然に解放されますから、ご安心下さい。
例えば、歩いている時の姿勢維持にも大腰筋が働いており、左右の大腰筋の弛緩と緊張を繰り返して緩急を取りながら、バランスを撮って歩行しています。
弱体化したインナーマッスルの補強と称して、スクワットや骨盤体操あるいは呼吸法などを試みる風潮が多いのですが、徒労に終わるだけならいいのですが、害を及ぼす可能性も秘めています。
対症療法である運動療法も学んだ知識を生体に押し付けているだけであり、正しい処置の仕方をわきまえた自分自身の脳からの指令にはかなうはずがありません。
◆ インナーマッスルの衰えを表している、危険信号 !
◇ 立っているとすぐに、壁にもたれかかり椅子に座りたくなる。
◇ 椅子に座っている時に腹と腰に力が杯らず、背中が丸まっている。
◇ 腰や膝が重くなって、痛みも出てきた。
◇ 以前より背が低くなった感じで、身長が縮んだようだ。
◇ 食べる分量は変わらないのに、太りやすくなったみたい。
◇ どうも最近は、冷え性になってきたようだ。
腰椎には5個の椎骨により形成され脊柱管の中には腰髄や馬尾神経が存在し、腰髄からは左右5対の腰神経が椎間孔から出て臀部・大腿・下腿・足先へつながっていますから、インナーマッスルである大腰筋の弱体化は、足も弱って足のしびれや機能障害を招きやすくなります。
姿勢を保ったり健康維持に役立つ、インナーマッスル |